2018年06月01日

多路線入り乱れるGI解くカギがレッドファルクス尾関師の言葉に/トレセン発秘話

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日本ダービー福永祐一騎乗のワグネリアンが見事なV。ゴールの瞬間、当方の頭に浮かんだのは福永初騎乗の98年ダービーキングヘイローの姿だった。


「緊張で頭が真っ白になってしまった」と振り返ったように、押し出される形で大一番にして、よもやの逃げ。従来のスタイルを崩しての大敗(14着)には大きな非難が集まった。

 
だが、あれから20年。馬場や力関係を冷静に分析し、好位でしっかり折り合うさまは、まさに騎手としての成熟の証し。オークスは1〜5着が桜花賞組。大混戦とされたダービーも1、2着は皐月賞組。王道こそが人馬を育てる――。それを知らしめたクラシック第2幕ではなかったか。

 
さて、今週は春の東京GI5連戦を締める安田記念が行われる。デスクからは「ダービー的中の勢いで安田記念も当てろ」との厳命が下っており、当方も気合が入るところだが…。実はこの春の古馬マイル王決定戦、混戦だった先週のダービー以上に難解だ。



というのも、これぞ王道と言える明確な路線が存在しない。以下は近10年の優勝馬のステップである。

 08、09年ウオッカヴィクトリアマイル
 10年ショウワモダン=メイS
 11年リアルインパクト=NHKマイルC
 12年ストロングリターン京王杯SC
 13年ロードカナロア高松宮記念
 14年ジャスタウェイ=ドバイデューティフリー
 15年モーリス、16年ロゴタイプダービー卿CT
 17年サトノアラジン京王杯SC

他に06年ブリッシュラック(チャンピオンズマイル)の例もあり、その分布図は、まさに群雄割拠。ただ、謎解きのヒントは今年レッドファルクスを送り出す尾関知人調教師の言葉に隠されている。

「昨年のマイルCSは馬場(稍重)も合わなかったが、本質的にスプリンター色の濃い馬がしっかりマイルの競馬をしてしまったのが敗因。ただ、昨年の安田記念で3着(0秒1差)に健闘できたように、東京なら可能性は広がると思うんです。


象徴的なのはロードカナロア。京都がマイラーとしての資質を問うのに対して、東京は底力が問われる舞台。マイル経験の乏しさはGI経験で補えると思うんですよ」

 
様々な路線からメンバーが集うこの一番。おそらく混戦を解くカギは、ここにある。



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posted by 競馬王 at 02:02 | 東京 ☁ | Comment(0) | 競馬関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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